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山形 由美 Yumi
Yamagata (フルーティスト)
豊かで美しい音色、確かなテクニックに支えられた演奏と、温かな人柄とが相まって、多くのファンを得てきた山形由美は、デビュー以来20年にわたり「聴く人を幸せな気持ちにするフルーティスト」として、つねに第一線で活躍し続けている。
東京都出身。4歳より音感教育、ピアノ、ヴァイオリンを始める。6歳より橘バレエ学校にてクラシックバレエを学び、牧阿佐美、森下洋子などの諸氏に師事。レニングラードバレエ団日本公演に参加。14歳のクリスマスの夜に出会った音色に強く惹かれ、フルートを学び始める。立教女学院中学、高校在学中は聖歌隊員として数多くの宗教曲に触れながら、音楽に没頭する日々を送る。東京藝術大学音楽学部器楽科にてフルートを専攻。在学中、バイロイト青年音楽祭に参加。同大学卒業後渡英。これまでに野口博司、小泉剛、エドワード・ベケット、スーザン・ミラン、トレヴァー・ワイなどの諸氏に師事。またサー・ジェームズ・ゴールウェイには数少ない弟子のひとりとして教えを受けてきている。
1986年キングレコードよりファ−ストアルバムをリリ−ス、同年第1回リサイタルを開催。またたく間にフルートの新星として知られるようになる。以降、サントリ−ホール、ザ・シンフォニ−ホール、カザルスホ−ル、紀尾井ホール、浜離宮朝日ホールなどでの自主リサイタルをはじめとするソロ活動に加え、都響、読売日響、東響、日本フィル、新日本フィル、東フィル、札響、大フィル、関西フィル、大阪センチュリー響、広響、九響、群響、アンサンブル金沢などの全国主要オ−ケストラとの共演をおこなっている。またロンドン室内オ−ケストラ、ベルリン室内管弦楽団、ルーマニア室内管弦楽団、イ・ムジチ合奏団、ヴェネツィア室内合奏団など海外オーケストラとの共演も多く、国内外でその評価は高い。92年に再渡欧、更なる研鑚と海外での演奏経験を経て帰国。一層深みを増した音色と高い技術に支えられた演奏は、注目を集めた。95年5月「神戸クラシックエイド」におけるロリン・マゼ−ル指揮、ピッツバ−グ交響楽団との共演では3000人の聴衆を魅了し、新たなる飛躍を感じさせた。演奏活動10周年を迎えた96年には意欲的なプログラムによるリサイタル・ツア−を全国17ヶ所で展開、同時にソニークラシカルより記念CDをリリースし、大きな話題となる。97年に開催したオ−ルバロック・プログラムによるリサイタルでは、音楽へのより深い取り組みによって新境地を開く。2001年には15周年を迎え、記念エッセイ集『フルート、天使の歌』を発表し、翌2002年には英国でリサイタルを開催。2005年11月、初のプロデュースに挑戦したCD「Luce〜ヴェネツィアの光と夢〜」をリリース(イマジンベストコレクション)。デビュー以来重ねてきた1000回を優に超える演奏活動や13枚に及ぶCD制作で培った、豊かな経験を生かしたこのCDは、2006年に迎えるデビュー20周年を飾るにふさわしい、渾身の一枚である。
これまでの各地における精力的な演奏活動やTV・ラジオ出演などを通じて、フルートに対する人々の関心を広く集め、フルート愛好者を増やした功績は大きい。
国際交流も活発に行い、西オーストラリアワイン親善大使として活動中。 |
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